【アニメ】ReLIFE 『ボタン』の歌詞とOP映像から、物語の全体像を解説?してみる。
義理庵です。
アニメの主題歌というのは、そのモノガタリに合う様に、昔は作品ごとに専用の曲が作られていました。
いつの頃からなのか、そのシキタリは消え、普通の歌謡曲が使われる様になりました。
では、2016年に放映されたアニメ『ReLIFE』はどうだったのでしょうか?
歌詞と動画、スクリーンショットを合わせて考察してみたいと思います。
※物語に関する重大なネタバレが記載されている可能性があります。ご注意ください。
ねぇ
あんなに遠いと感じた
細い上り坂も
夏休みも
別々に終わった青春も
全部
優しい日々だった
明日には
もう
誰もいなくなって
孤独とも違う震えを
知る朝が来る
ただ愛しい
別れの日に
振り向かないで
行かなくちゃ
またいつか
なんてなくても
僕らは覚えている
内緒の暗号も
放課後にしかない
茜の空も
さよなら、なんて似合わない
運命が遠く掛け違えても
最初のひとつだけ
お揃いだからイィ
全部消えても
ただ、それだけは解れない。
では、ここからは、歌詞や映像から推察していきましょう。
(と言ってもラストまで知ってるんですけど・・・w)
爽やかな曲なのですが、別れの曲ですね。
過ぎ去った青春時代を回想した歌詞でしょうか。
冒頭から見ていくと、主要キャラクターが一人ずつ登場し、その背景は小さなコマの集まりになっています。
これから語られるであろう、沢山の思い出の集合体、をイメージしているのでしょうか。
そのあとに青空から下りてきてタイトル。
校舎や庭、体育館が映し出されています。
ここから、この作品は学校をテーマにしている事がわかります。
キャラクター6人の和気あいあいとした様子から、この6人が主要キャラだという事がわかります。
次に主人公がスマホでヒロインの画像などいくつかの画像を見ているシーン
海崎新太の寂しそうな表情が印象的です。
きっと夜明けまで思い出を振り返っていたのでしょう。
一転、海崎新太と共に、おさげの女の子と茶髪の男子が走っているシーン。
街を一望できそうな丘?土手でしょうか?後ろに川が見えますね。
茶髪の男子は息が切れて苦しそうですw
そして美しい夕焼けに照らし出される、9人の人影。
大切な仲間であることがはっきりと表現されています。
ラストに続くのはキャラクター達が、フォークダンスに興じているシーン。
1人で写っている人物が4人、ペアが1組、トリオが1組。
恐らく9人の中で1人ずつで写っている4人が最重要キャラクターだと感じさせます。
手をつないでいる9人がピョンと下りてきて、海崎新太以外は、ふっと消失します。
ラストシーンは教室でひとり周りを見回す主人公。
あくまで、このオープニングから読み取れる情報だけで、物語を予想すると、
海崎新太は恐らくラストで独りぼっちになる。
としか思えない内容になっています(´;ω;`)ウッ…
また次回以降の記事で触れますが、ReLIFEという物語には設定とルールがあります。
そのルールを知ると、あぁなるほどね、となるのですが、今回は主題歌から物語を読み解いてみようという記事ですから、これで終わりたいと思います。
オープニングからだけでも、別れを予感させる物語であると感じさせますね。
ありがとうございました。
ペンギンリサーチさんの公式にフルバージョンがあったので、こちらも良かったら( *´艸`)イイ曲ですね。